山とパンと

山登りとパン作りに奮闘する日記

今シーズンラスト北アルプス山行 船窪小屋

北アルプスは早くも秋山も終了し、私のツイッターフェイスブックは日々

「〇〇小屋、今年の営業を終了しました」

という情報で溢れかえってます。

さ、寂しい。。。

毎年このシーズンはなんとも言えぬ寂しさに襲われます。

 

今年は8月後半から天気にあまり恵まれず、山好きにはやきもきした人も多かった様子。

 

私の今シーズンラスト北アルプスは、ピーク登山ではなく船窪小屋を目指していくものとなりました。

船窪小屋は北アルプスの中ではマイナーな山域にあり、主要縦走路からも外れているので、ある意味知る人ぞ知る小屋なのかもしれません。

しかし一度でも足を踏み入れると、大半の客がファンになり、ワンシーズンに何回も通う人も続出ととても愛されている小屋でなのす。

 

憧れの小屋だったのですが、今回ついに行く機会を得ました。

 

結果から言うととてもとても良かったです。

なんと言ってもお父さん、お母さんを初めとする小屋番さんのホスピタリティ。

優しく迎え入れてくれたあの雰囲気は色々尋ねた中でも特別なものでした。

気さくだけど馴れ馴れしいわけでもなく、でも目を配ってくれている感じ。

小屋までの道も胸突き八丁どころではない鼻つき八丁という、すごい急登だったけど

すごく整備されていてありがたかった。

噂のご飯も本当に美味しかった。

そして夜はランプの下のアコーディオン演奏。

これが本当にシビれた。

楽器ができない私がアコーディオンを習いに行こうかと血迷った位感動しました。

 

連休だしやっぱり混んでいたけど、これはまた行きたくなるなあ。

 

とてもとてもいい山行でした。

 

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暗いのにさらにサングラスをかけてとても怪しげな風貌だけど、軽快なトークと素敵な演奏でみんなを魅了したおじさん。

年に数回催されてるらしいです。

本当に素敵。